書籍や資料で見かけることがある「押下」という言葉。
正しい読み方や意味が分からないのに、スルーしたりしていませんか?
この記事では「押下」の読み方や意味、同様の意味を持つ「クリック」との違いについて解説していきます。
「押下」の読み方は?
まず気になる読み方ですが「押下(おうか)」と読みます。
「おうげ」や「おしさげ」とも読めますが、一般的には誤読とされています。
「押下」の意味と使い方

「押下」の意味は「押し下げる」です。
例えば「ボタンを押下してください」とあれば「ボタンを押してください」と同じ意味になります。
専門的な響きがありますが、難しい言葉ではなく、単に「押す」という動作を丁寧に表した表現です。
「押下」がよく使われるシーン
「押下(おうか)」は、特にIT分野や機械操作の説明書でよく使われ、日常的な「押す」という表現をより形式的・技術的にしたものです。
一般会話ではあまり使われませんが、マニュアルや仕様書では「押下」と表記することで、操作手順を正確に伝える意図があります。
「押下」を使った例文
「押下」を使った例文を5つ紹介していきます。
- 開始ボタンを押下すると、処理が自動的にスタートします。
- 電源キーを押下することで、端末が再起動します。
- 設定変更後は、保存ボタンを押下して内容を確定してください。
- ユーザーがログインボタンを押下した時点で、認証が実行されます。
- 緊急停止スイッチを押下すると、機械の動作が即座に停止します。
マニュアルや操作説明書などでよく見かける文章ですが、「押下」の使い方がよくお分かりいただけると思います。
「押下」と「クリック」の違い
「押下」と「クリック」は動作的に似た言葉ではありますが、厳密には意味合いが異なります。
「押下」+「離す動作」が「クリック」
「押下」はボタンやキーを物理的に押し下げる動作を指し、離す動作を含みません。
これに対して「クリック」はボタンを押してすぐ離すまでの一連の動作を意味します。
- 押下 → ボタンを押し下げる
- クリック → ボタンを押して離す
つまり、押すだけであれば「押下」になり、押して離す動作であれば「クリック」ということになります。
まとめ
「押下」は「おうか」と読み、文字通り「押し下げる」という意味になります。
また「クリック」とは意味合いが少し違うので、状況によって使い分けるようにしましょう。