慰安旅行とは?社員旅行との違いや目的を詳しく解説

みなさんは「慰安旅行」についてどの程度ご存じでしょうか。

  • 慰安旅行とはどういう意味?
  • 慰安旅行の目的は?
  • 慰安旅行と社員旅行って違うの?

この記事では上記の疑問を解決すべく、慰安旅行について詳しく解説していきます。

慰安旅行とは?4つの目的を解説

慰安旅行

「慰安旅行」とは、日頃から会社に貢献してくれている社員、スタッフ、仲間に対して、頑張りや成果をねぎらうための旅行を指します。

慰安旅行の主な目的は下記のとおりです。

【1】労をねぎらう

日々の仕事の頑張りや成果を「慰労」することが最重要な目的となります。

【2】心身のリフレッシュ

日々の業務から離れてリラックスすることで、心身をリフレッシュし仕事への意欲を高めます。

【3】社員の親睦を深める

職場以外で社員同士が交流する機会を作り、親睦を深めることで人間関係を円滑にします。

【4】仕事に対するモチベーション向上

心身をリフレッシュさせることで、新たな気持ちで仕事に取り組む意欲を高めます。

慰安旅行と社員旅行の違いは?

「慰安旅行」と「社員旅行」はどちらも会社の旅行ですが、目的や性質に違いがあります。

項目慰安旅行社員旅行
目的
  • 労をねぎらう
  • 心身のリフレッシュ
  • モチベーションアップ
  • スキル・知識の向上
  • コミュニケーションの活性化
  • 視察旅行
性質ねぎらい・癒しが中心業務の延長
参加自由参加が多い全員参加が多い
旅費会社が全額または一部負担会社負担が多い

日々の頑張りを労い、心身共にリフレッシュさせることを目的とした「慰安旅行」に対して、「社員旅行」はスキル・知識の向上や社員間のコミュニケーションの活性化を目的としています。

つまり、慰安旅行は「完全にねぎらい」が目的であり、社員旅行は「業務に関わる目的を備えている」ということになります。

慰安旅行を経費で落とすための条件

経費

慰安旅行の経費は、下記の条件を満たせば「福利厚生費」として全額を経費計上できます。

  • 4泊5日以内であること。
  • 全従業員の50%以上が参加していること。
  • 一人あたりの費用が10万円以下であること。
  • 従業員の慰安やリフレッシュを目的としたものであること。

経費計上できる費用例

  • 旅費交通費
  • 宿泊費
  • 食費
  • 施設利用料

経費計上に関する注意点

  • 役員のみの旅行、取引先を招待する旅行は「福利厚生費」として認められない場合があります。
  • 慰安旅行に参加しなかった従業員に金銭を支給する場合、その金額は給与とみなされ所得税の課税対象になります。
  • 豪華すぎる旅行は経費として認められません。(例:一人10万円超など)
  • 条件を満たしていても、観光が主な目的となる旅行は給与課税となる場合があります。

情報参照元:国税庁 従業員レクリエーション旅行や研修旅行

慰安旅行の重要性

近年、企業やグループが課題とする「従業員の定着率」や「メンタルヘルスの対応策」として、慰安旅行や社内レクリエーションが再評価されつつあり、実施する企業が多くなっています。

また、企業に所属する従業員側としても「同僚と親睦を深めたい」「グループの一体感を高めたい」「リフレッシュしたい」など、積極的にレクリエーションに参加したいと考える人も少なくありません。

新型コロナウイルスの影響により、慰安旅行、社員旅行はもちろん、親睦会すら実施が難しい時期もあり、従業員のコミニュケーションの場が激減した企業もあるでしょう。

しかし状況は一変し、コロナ禍で希薄になっていた「従業員同士のコミュニケーション」を深めようとする企業が多くなりつつあるのが現状です。

まとめ

慰安旅行は従業員の労をねぎらい、リフレッシュや親睦を深めることを目的とするものです。

企業側としては慰安旅行やレクリエーションの場を提供することで組織の一体感を高めることができますし、参加する側としては仲間との親睦を深めたり、リフレッシュできるなどのメリットがあります。

慰安旅行の目的や重要性を理解することで、より意味のあるレクリエーションになるのではないでしょうか。